最近(というか昔からずっと)至言だと思っている言葉がある。
「6割の実力で100%の笑いをとりにいく」という言葉で、松本人志が昔のテレビの企画で
アメリカに行って、向こうの人を笑わすために必要なやり方として語ったものである。
その時の記録が残されたURLがあるので最後に着けた。見てみてほしい。

その時の松本人志にはアメリカのコメディと日本のお笑いの違いをリサーチした上で、
日本の笑いほど深みは必要はないがしっかりしたものを作らないと受け入れらえない、ということで
6割の実力を100%で、という言葉にたどり着いていた。
上の言葉は特に最近の仕事でよく噛みしめながら作業をすることが増えた気がしている。

確かに10割100%を出すことも重要だし、フルパワーで働くこともよくある。
一方で、このタイミングでフルパワーを出すのは明らかに出しすぎ、と思うケースもあるため、
出力のレンジを変えられることは結構大事なのだと思えるようになった。
たぶん無意識なんだと思うけど、仕事でホントに全力を100%を出してないと思う。

この考えって実はゴルフのクラブを変えたりとか、楽器の演奏に強弱をつけたりというところで
同じことをしているのかもしれないな、と思い他の事例の方が説明しやすかったのかもしれない。
でも個人的に、松本人志のあの言葉に少年だったときの私は天啓を受けて、
パワー調整ができるようになったので、有難い言葉であったと心から思っている。

https://www.excite.co.jp/news/article/E1494390990946/


(アイキャッチ画像):Image by Elias from Pixabay

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(後記)
初稿はもっと元ネタが見つからないのでこれは私の台詞、というネタに走っていたのだけど、
はっきり元ネタが見つかっているので、普通の話に戻した。
なんだかんだ、松本人志の思考というか仕事への向き合い方みたいなものは生きる術になってる。
素行についてはあまり興味がないので、現時点での仕事との向き合い方とかは興味あるが、
もう出てこないんだろうな、とも思って少し物悲しい。

投稿者 ku2

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