一時期が手が進まなかった。正確に言うならキーボードが進まないの方が正しいのだけど。
ここで書いている文章は大抵の場合、脳で考えて書いているというよりもお題だけ連想して、
それについて脳よりも先に手を動かして書いていることが多い。前職の専務あたりが聞いたら
またお前は「手慣れ」で文章を書いているのか、と呆れそうなことをやっている。
気分が乗っているときは本当に何も考えずに自動書記のように文章を打てるのだけど
ここ最近、ちょうど風邪を引いたあたりから効率が落ちている気がしてならない。
もしかしたら脳で考える、というプロセスを挟んでいるのかもしれない、とすら思えている。
通常であれば当たり前の脳を挟むというプロセスが邪魔になっているとは思いもしなかった。
「手慣れ」で文章を書くというのは、正直に言って業務面では何も役に立たないと思っている。
前述の専務からは止めるように徹底的に指導させたものだし、自分自身も文章にムラが出るので
実はあまり良いとは考えていなかったりする。でも逆に考えると脳で考えて文章を書こうとすると、
書き出すスピードは数倍遅い or 書けないという事態に陥るので、それはそれで困っている。
この「手慣れ」がなぜできるようになったのか、何の意味があるのかはまったく分かっていないけど、
とにかく脳で真面目に思考に至る前段階の、もしかしたら脳にとってノイズになりえるものを
吐き出す行為として効果があるのかもしれない、と思ったりしている。逆説的に考えると
何も書けないときって無駄なノイズがないだけなのかも。いずれにしても無理せず続けようとは思う。
(アイキャッチ画像):UnsplashのManan Chhabraが撮影した写真
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(後記)
しばらく後記があるものをまとめてと、ないもの(新記)が並ぶことがあると思います。
要は後記のストックをいったん使い切りたいと思っています。過去の記録なので。