「兵は拙速を聞く」という言葉がある。
少々まずい作戦でも素早く行動して勝利を得ることが大切、という意味で
仕事を手掛けるときも完成度が65%くらいでもできるだけ早く出すをモットーとしているので、
ハマるハマらないはお客様によって大きく異なるけど、嫌われることは割と少ないイメージ。

急にこんなことを言い出したのは、最近他の人との会話で最後にイメージと違う、みたいな話を
聞くことが急に増えた気がするからだったりする。拙速の重要性ってたしか会社の教育で
出てこなかったかな、と思えているのだけど、どこで出てきたかは思い出せない。
でも成果物イメージのすり合わせなんて、やるのが当たり前だと思ってたので心底びっくりした。

極端な言い方になるかもしれないけど、最後の最後に完成形をバシッと見せつけるというのは、
よほど自分のやることに自信がありますのやねー(えせ京都弁)とか思ってしまう。
どれだけ相手のことを理解したら自信満々な形でぶつけられるなんて思想に至るのか、
本当に私には分からない領域だったりするので、たぶんそのタイプとは仲良くなれないと思う。

仕事なんて、自分だけで完結することの方が少ない、というかそんな事例ほとんどないわけだし、
特に私たちの業種だと、表立って活動するけどやることは人の代替であることがほとんどだから、
相手の補完か、せいぜいクローンがいいところ、と思っているからなのかもしれない。
オリジナリティを出すのはクローンになれてからで良い、と再認識できた事柄でした。


(アイキャッチ画像):Image by Tim Hill from Pixabay

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(後記)
スピードに関する話も別枠で書いているところを見ると、結構こだわってるんだな、と思う。
別場所で毎日投稿していたときは気にしていなかったのだけど、記事として並べると
同じところを何回もこすっていて見ていて面白いな、と。

投稿者 ku2

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