人生のバックアップ

モノノハナシ

写真とビデオのバックアップ方法

先日、iPhoneを入れ替えたのだけど、その際気になったのが、
iPhoneのストレージを圧迫していた写真とビデオ。これの対処を
ちょっと考えて対応したので、その対応策をこの記事でまとめる。
できるだけお金をかけずに、バックアップ環境を作れると思うので
参考になるなら参考にしてほしいし、別の良い手段があれば、
是非教えてほしいところだったりする。

結論

画像はAmazon Photo、動画はYouTubeで未公開動画にする

バックアップの置き場所

ローカル(各端末)-クラウド-ローカル(バックアップ)

みんなも気が付いたら携帯端末の中にいっぱい動画やら写真やらを
格納していることはないだろうか。私はそうだった。前のiPhoneの容量の
大半は動画で埋まっていて、気が付いたら128GBの大半を占めていて、
どうにかしないと面倒だなと思っていて、それを対処するために、
ローカル(各端末)→クラウド→ローカル(PCにバックアップ)とした。
今回はその記録である。

やったこと

iPhoneからのバックアップ

iPhoneにはiCloudというそれはそれは素晴らしいクラウドストレージが
あるのだけど、基本iPhone専用かなと思えるところがあり、あまり
使いたいとは思っていない。もしかしたらMacの人からするとiCloudが
良いよ、という意見が出てくるかもしれないのだけど、残念ながら
今のところ全力でWindowsユーザーであるところの私にとっては
使いやすいのかなぁ……と疑問を感じざるを得なかった。

正直、すぐに容量がいっぱいになって課金を促すイメージしかなくて、
できれば無料でなんとかならないかな、と思っていて色々考えてみた。

画像のAmazon Photos移行

まず画像、というか写真。
一時メインの携帯として使っていたこともあり、どちらかと言うと、
過去の家族写真などがメインにある状況だった。前述の通りiCloudは
あまり使いたくないので、まずは無料(というか安価)で気軽な
サービスを検討して、Amazon Photosを使うことにした。
Prime会員なら無料で使えて上限なし、これが良い。
サクッとアプリを入れてアップロード開始。完了。

どうでも良いけど、過去の写真がiPhoneの中でサムネイルは見えるけど
画像としては破損しているものがある。勘弁してほしい。
まあ、きっちりバックアップしてこなかった私が悪い。仕方なし。

動画のYouTube移行

次に動画のバックアップはサイズが大きいのでアップロード対象が
かなり絞られるのだが、考えてみると、世界には世界最大の
動画投稿サービスであるYouTubeが存在していて、そこにアップロード
してしまうのが一番手軽な手段だと気づいた。特に私が扱っている動画は
最終的にYouTubeに編集したものを投稿するためのものなので、
素材を投稿することは全く気にならない。
人目に晒すのはちょっと、と思うものは「非公開」でアップロードしたら
それで解決することに気づいてからは積極的にアップロードしている。

これで容量の大半は端末から退避できた。

Androidからのバックアップ


ここまで順調にバックアップできたので、せっかくだからAndroid側も
どうするか考えてみた。こちらの用途はほとんど家族写真などの
長期保存したいものになる。色々考えてみたけど現在使っている
MicrosoftのサービスであるところのOneDriveを継続利用することにした。
あと2年ほど期間は残っていることと、将来的には別のクラウドに
移行するかもしれないけど、今は特に不満はないからというのが理由。

詳細

iPhoneとAndroidで対応が異なることもあるのでもう少しだけ掘り下げた。

iPhoneからのバックアップは無料で無制限を活用

繰り返しになるが、iPhoneのバックアップはどちらかと言えばサブ的で
特に動画に関しては最悪今までの分は消えちゃっても良い内容なので、
無料で無制限のものを有効活用しようと思った次第。そうは言っても、
アカウントをバンされない限り消されることはないだろうし、内容も
やましいものは一切ないので全然これで良いのだけどね。

Photos詳細

これはOneDriveでも良かったのだけど、iPhoneにOneDrive紐づけると
そのまま動画も対象となってアップロードされてしまい逼迫してしまう
ことが考えられたので別サービスでいったん退避した上でOneDrive側に
合流させたいと思ったからの対処。つまり一時避難でOneDriveに
移してからは家族写真のサブクラウドとして使うべきかな、と思ってる。

そうなると、動画投稿に関連する用途の画像クラウドが欲しくなりそう。
それはまた別に考えようと思うけど、どうせなら一か所にまとめたいから
なんとか動画形式にコンバートしてYouTubeにアップロードなのかな、と
うっすら思ってるけど、何か良い手段ないだろうか、今でも悩んでる。

YouTube詳細

動画についてはもうYouTubeにアップロードすることで確定と思ってる。
YouTubeの用途が完全に投稿用になっているから。
もし仮に家族動画をアップロードすることがあるとしたら、
別IDでやれば良いのかな、と思っている。

もっとも、自分で家族動画を撮ることが少ないこともあり、
また長時間の撮影はしていないこともあるから、
今のところYouTubeを活用する未来が見えていないのもある。

Androidからのバックアップは有料OneDriveに丸投げ


思うに、家族に関する写真・動画なんかは一つの場所にまとめるのが
一番効率が良いと思うので、今その用途で使っている有料OneDrive
丸投げしてしまっている。いつまでMicrosoftに課金するかは正直
分からないけど(動画編集がもっと楽にできたら打ち切る?)そこまで
有効活用するつもり。今のところ8年分くらいあって256GBは
使っていないというのが実情。子供が巣立つまでは大丈夫かも。

発展

ちょっと他のファイルについても考えてみた。

音楽のクラウド移行

一時期ならともかく、昨今の状況で考えるともはやクラウドに移行する
必要性すらちょっと無いのではないか、と思えてくる。それくらい
各種ストリーミングサービスはつよつよだと思う。YouTube Premiumの
関係でYouTube Music使っているが、基本的にこれで困ることが一切ない。
強いて言えば、課金したいときにiTunesで買っているが、これは惰性で、
音楽に課金することに価値を見出せなくなったら、躊躇なく捨てそうな
気もしている。音楽業界のコンテンツ販売の闇は深い。

ローカルへのバックアップ

その他のファイル(テキストとかコードとか)については今のところ
OneDriveにgitリポジトリを展開してそこに適宜プッシュする形にしてる。
これも色々考えたのだけど、今のところこれが一番外に出さないモノを
バージョン管理するのに向いているのではないかと思っての対応。
やはり将来的には別のクラウドに移すかもしれないと思ってる。

蓄えてたデータの分類がしたい

特に写真がそうなんだけど、溜まってるだけで管理していないから、
何がなんだかになっている。写真用の整理がしっかりできるクラウドが
あれば有料でも使っても良いかなとすら思ったりしている。例えば

  • 人の区分(これはできてる)
  • 対外的に出して良い写真とそうでないものを区別
  • 出して良いものはストックフォトへの提案をしてくれる

みたいなことを自動でやってくれるサービスがあれば使うかも。

その他

その他、本題からずれる内容をつらつらと。

音楽と映像のバックアップを止めた件

かつてはテレビの録画とかCDからの取り込みとかをいっぱい確保して
バックアップも取っていたのだけど、テレビを捨てられる日の前後で
特に映像のバックアップを一切合切捨ててしまった。たぶん見ることは
ないだろうな、と思ってしまったことと、見たくなった場合に課金して
取り戻せるものしか見ないだろうな、というのが大きな理由で、
それ以外のものを果たして見る必要があるのか、という思いが生まれた
ことが大きい。それくらいストリーミング配信は私のマインドを変えた。

でも思えば、かつて会社の同僚に
「この見ている番組、ストリーミングできたら録画止めます」とは
宣言していたので、変わってないのかもしれない。

iCloudとGoogle Oneを無料で抑えた理由


iPhoneのクラウドであるところのiCloudと、
GoogleのクラウドであるところのGoogle One
両方使わないのは、おそらく私がメインMicrosoft民で、
OneDriveに課金してるからなんだろうな、と思う。
ただ、どちらにも属していないということが一番良い距離感を
掴めているのだと思う。うっすら思っているけど、AppleとGoogleは
実は相性が悪い。

クラウドストレージにいくらかけるか

私はMicrosoftに課金している(これはOfficeの分も含む)のだけど、
普通の人はクラウドストレージに年1万もかける人は少数派だと思う。
私もOfficeが無ければたぶんかけていない。ASUS WebStorageとかを
安いときに使うかもしれない。

0円で行けるクラウドストレージ

YouTubeのように0円で行けるクラウドストレージをもっと活用する、
という方法もアリだとは思う。例えばDropboxなどの紹介を大量にして
0円でどれなりの容量を稼ぐというケースもあり得るし、果ては、
大容量でで0円というものもあるので、まあ好きに使えば良いとは
思うけど、正直フリーミアムなストレージで基本容量が大きいものは
避けた方が良いと考えている。

0円ストレージのリスク

理由は2つあって、1つは維持するためのコストが本当に0円で保てるか
不明なこと。例えば自分の大事なデータをアップロードしきった
タイミングで無料サービスが終了していまうようなケースの場合、
結局金を払って対応せざるを得なくなる、ということが考えられる。
それって結局お金がかかるということなので、その面を考慮した方が
良いサービスを享受できる、ということになりかねない。

もう1つはもっと性質が悪くて、ストレージサービス自体が、
ランサムウェア化しないとは限らないということ。こっちはかなり
稀だと思うけど、起こってしまったら本当に目も当てられないので、
容量とか無料とかだけでなく、安全かどうかも少し考えて使用を
検討してほしいと思う。

クラウドストレージに金を払う価値

リスクの面ですでにほとんど言ってしまってるのだけど、
容量、金額、安全性の3つが揃ってるところを使うのが吉だと思う。
そういう意味では、iCloud/Google Oneがやっぱり本命で、
Office使う人はOneDriveに落ちつくのかなぁ、というのが
正直な感想。ホント安全性の面は大事。

こぼれ話

クラウドの規制について

クラウドにアップロードするデータは、当人が大丈夫だと思ってても、
アルゴリズムに引っかかって使えなくなったり、最悪アカウント停止に
なるような怖れもあるので、その辺も気にしないといけないと思う。
なのでアップロードしたデータはローカルにバックアップする癖も
つけた方が本当に良いと思う。あと仮にアルゴリズムにはねられても、
事故だと思って諦める潔さもいずれは必要になるかもしれない。

できるだけサイズを小さくしたい

あと、データサイズについても考えていきたい。現在のコスパだと、
1TBで1万円/年くらいが妥当だと思うのですが、将来的に増えることは
考えられるものの、現段階からできるだけ容量を抑えながらアップロード
できるようにすることも考えていくことも重要だと思う。そして
サイズを小さくするにしても、復元できるダウンサイジングが重要で、
その手段についても色々考えていきたい。

次回予告

というわけで次回予告。情報の可逆圧縮性について思うことを
ツラツラと書いておこうと思う。可逆性圧縮をうまく使いこなせれば
自分の大事なデータをたくさん預けていけるように立ち回ることもでき、
自分の生活を豊かにできるため、大事なことだと思う。
こうご期待というか、このまま連戦で投稿する気満々なのである。
続く。

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