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テレビを捨てちゃった話

テレビを捨てられる日

去年あった出来事の中で、他の人があまりやっていないだろう事柄に
テレビを見られる環境を捨てた、という出来事があった。
見られない環境を作るとどうなるかについて、せっかくなので、
まとめておこうと思う。正直、情報が溢れているこのご時世で、
情報の一部であるテレビはそこまで固執しなくても良いかな、と。

結論(赤)

テレビ(チューナー)なんて要らないのです


このご時世になって、まだテレビに縛られているのが馬鹿らしくなった。
もともと家の人々はテレビをほとんど見ないような感じで、
逆に私は元テレビっ子だったのだけど、忙しくなったのと、
気が付いたら「あれ、テレビ見るメリットなくない?」と思い、
試しにサクッと捨ててみた。そのまま今に至る。

やったこと(オレンジ)

フレッツテレビを解約、Nuroひかりに変更


詳細は別の機会に触れるかもしれないが、我が家では昨年謎の
インターネットが切れる事件が頻発していた。期間で言うと、
6月から10月くらいまで。特定の条件のみで発生しており、
実は私に被害はなかったものの、被害が甚大だったこともあり、
フレッツひかりとそれに伴うフレッツテレビを解約し、
Nuroひかりに変更した。

フレッツテレビを解約するということは家にアンテナのない
我が家にとっては、テレビとの決別という答えになる。
繰り返しになるけどテレビは私しか見ていない、という状況で
そのためにアンテナを新しく立てる、という気には全然ならず
そのままテレビをフェードアウトさせることにした。

TVerの活用

それでも、ちょっと見たい番組はあった。
昔から割とかかさず見ていたのは、

の2本。他にも大河ドラマだったり仮面ライダーだったりも見ていたけど
令和になってからちょっと遠のいていたのも事実だったりで見るものが
かなり絞られていた状況だった。

だから見ていない膨大なコンテンツであるテレビを手放すことは
問題ないけど、その中のいくつかは見られるようにしたい、というのが
ワガママながらあった。そこでテレビの代替案としてTVerを
利用することにした。TVerならネットがつながっていれば見ることが
できるので。

結論から言うと、ザ!鉄腕!DASH!!以外のコンテンツはTVerでは
見ることができない。で、見なくなって何が変わったかというと、
正直何も変わらなかった。自分の趣味嗜好がどうこうというよりも、
おそらく見ていなかった頃に戻った、という感じなんだろう。
考えてみたら、生まれてからずっと見ていたワケじゃないしね。

TVerで新たに見るようになったもの

意外と思われるかもしれないけど、TVerでドラマはそれなりに見た。
前クールで言うと、二月の勝者と日本沈没は見ることができた。
TVerだと公式で早見ができるので、Youtubeの二倍速に慣れた自分にも
ちょうど良い視聴環境が整っているのも大きかったと思う。
あくまで自分はテレビのライトユーザーなので、この視聴スタイルでも
問題なかった、というだけなのかもしれないけど、これで十分という人、
割と昨今だと多いのではないかと思う。

有料化してまで見たいもの


で、TVerで見られなかったコンテンツに対してお金を払ってまで
見たいか、と言われると現時点ではそこまでじゃないかなというのが
今の結論。仮面ライダーも大河ドラマも今でも見たいとは思うけど、
リアルタイムで見たいかと言われるとそこまででもないかな、という
腑への落ち方をしているので、今は他のことに時間を費やしたいところ。
時間とお金に余裕ができたらまた見るかもしれないとは思っている。

詳細(黄色)

TVerが見られたので、「テレビの代替品」としての別サービスを
色々考えてみることにした。

使えるサービス1.TVer

まずは上にも挙げたTVer。
テレビの代替としてテレビのネットサービスを紹介するのはどうよ、と
思うけど、テレビから抜け出すのにいきなり全部から離れるのは、
逆に禁断症状的なものが出るかもしれないし、まずは部分的に減らす、
という選択肢として良いのではないかと思う。何と言っても無料なので
現環境を変えなくても試せるのがとても良いと思う。

使えるサービス2.Abema

これはテレビ朝日に限定しているのだけど、一部番組はAbemaで
見られることがある。ここで言っているのはテレビ番組そのものではなく
例えばニュース番組とかそういうものを指す。現行のテレビ局のニュース
なら、どの局でも同じ方向を向いているので大差ない、ということは
テレビじゃなくても良い、ということになる。

使えるサービス3.Youtubeライブ

これはさらにニュースに特化した考えなんだけど、割とテレビ局は
ニュースのライブ放送をYoutubeチャンネルでやっている。
そうなってくると、テレビをつけてニュースを確認する、ではなくて
ネットでニュースを拾った上で必要な内容をYoutubeライブで拾う、
なんてことも流れとしてはできる。便利な時代だと思う。

思うこと(緑)

TVerで見られないものについて

本当に必要ならお金を払ってでも見るだろうし、そうでないなら
実は要らなかった、ということに気づける良いチャンスだと思う。
私は大河ドラマと仮面ライダーが後で見るものに位置付けられたし、
アメトーークに至っては見なくても良いものに分類された。
この、

  1. 時間とお金を払ってでも見る
  2. あとからでも構わない
  3. そんなに必要ない

の区分分けのきっかけを作るという意味では、割といったんテレビから
離れてみる、というのも選択肢としてはアリなのではないかと真剣に
思えている。まあテレビじゃなくても良い。何か惰性になってるものを
いったん引いた目で見ることはかなり大きい結果をもたらすのでは。

民放頑張れ

かと言って、もう民放イラネ、になっていない自分もいる。
正直に言ってTVerを使い始めてからテレワークに突入した私は
テレビコンテンツにかける時間はむしろ増えている。私はもともと
コンテンツを録画して外に持ち出して見る派だったのだけど、
テレワークでそれができなくなって、録画がたまるだけ、という環境
だった。どの環境でも見なきゃな、と思うコンテンツが減ってるのは
事実だし、これは民放がもう少しこれは見るべき、という作品を
頑張って作らないといけない時代なのかもしれないな、と思う。

有料サービスは必要?

huluやFOD、NHKオンデマンドなどのテレビ番組をいつでもどこでも
見られる有料サービスはあるけど、正直そこまで必要性を感じない。
民放が頑張らないといけないな、と思っているのは正にここで、
このままだとリアルタイムで見られない、有料サービスも使わない、
TVerで見られるものだけ見れば良い、もしくはそれすら要らない、
という層がこれから増えるのではないかと思えている。

TVerを見ていただくとわかるのだけど、CMは入るがまだまだ少ないし、
全国区、もしくはネット広告しか入らないのでCMからの収入は
ほとんどないのではないかと思う。テレビのビジネスモデルは確実に
崩壊していっているな、と実感できる。

さらに言えば、有料まで手を伸ばすとNetflixやamazon Prime Videoなど
比較にならないほど強力なライバルが出てくる。日本のテレビ業界は
色々な問題を持っていると思えているところもあるので、このままだと
明るい結末はないように思えて仕方がない。

録画したもの見ればよくない?

ハッキリ言えることは、いつか見られるものはいつまで経っても見ない。
テレビ番組コレクターでない限り、HDDの空き容量を食いつぶす
だけのコンテンツをいつまでも抱えているのは精神的にも得策ではない。
"書を捨てよ町へ出よう"、ではないが、自分のお腹に貯めこんで、
それをいつか消化できると思って過ごす時代はとっくに過ぎている。

そういう意味で、視聴期限があるTVerやrajikoなんかは割と良い方向性で
物事に当たっていると思う。リアルタイムで見る、というのは制約が
多い一方で期限なしで見られるものは人は見なくなる率が上がる。
視聴期限付き、というのはそのどちらでも無いからこそ、意外と
アクセスされる可能性が高いのではないかと思えている。

それに人気だったら再放送もできるしね。

その他(紫)

その他、せっかくなのでテレビ関連で思ったことを述べてみる。

NHK側の言い分

テレビと言ったら絶対に避けては通れないのがNHK。
テレビを捨てられる日、というタイトルを考えたときに直面したのが、
NHKの解約だった。NHKの解約は家に受信機がない状態でないとダメ。
正直、テレビを買うときに一切そんな説明はないのに、解約するときに
受信機を持っていると解約できないと言うNHKのスタンスに非線形な
違和感というか、ずるさを感じる。

戒律のためにNHKプラスは使わない

ここまで上げてこなかったが、NHKもネット配信としてNHKプラスを
立ち上げている。たしかに便利なのだが、これはNHKの放送受信料と
セットのサービスである。NHKがネットにつながっているなら受信料を
と言っている流れの中にNHKプラスもそのうち含もうとしているのだと
思う。ここでも非線形な違和感を感じている。

正直、もうここまで来たらNHKの受信料は税金的な義務だと言われる
方がまだ納得できる。搦め手をとる方向に頑張るよりもNHKには
開き直ってお金を徴収するように態度を明確にしてほしい。
最近ではこの非線形な違和感を許容しないという戒律のためにNHKは
見なくて良い、という結論になっている。当然NHKプラスも使わない。

ただ、好きなテレビコンテンツとしてはNHKのものが結構多いので、
お金を払いたくない、というワケでもない。この辺が分かってもらい
にくいのだけども、私が嫌いなのはNHKの非線形な違和感であって、
NHK自体ではない。見たいコンテンツは実はそれなりにある。

NHKオンデマンドはどうなの?

妥協案として考えているのがNHKオンデマンド。これは見たいものに
お金を払う単純なサービスなので良いと思う。考え方が明瞭で良い。
どうしても見たいものが見つかって、それがオンデマンドにあるのなら
それにはお金を投じても良いと思えている。

メーカーに求めること

テレビを作っているメーカーに望むことは、チューナーレスのモニタを
ラインナップに用意してほしいと思っている。例えばゲーム用の低遅延
モデルにAndroidが搭載されているだけのものがあると嬉しい。
意外と24インチ程度のフルHD、HDMI複数、スピーカー搭載をすべて
満たしたディスプレイというのはあまり無いので、この当たりを軸に
サイズ展開してくれると売れるのではないかと思えている。

逆にディスプレイメーカーがこちらに舵を切ってくれても嬉しい。
IO-DATAさんあたりが旧三菱技術を使って作ってくれないかな、と
割と真剣に思っていたりする。

こぼれ話(黒)

年寄が思う最近の人々の共通項って何?

昔はテレビの話題というのが人々の共通項だったと思う。その時代だと
テレビを見ないことが話題に乗れないになるため、テレビは皆見てたし、
その重責を担っていたからこそ、楽しいコンテンツがきちんと作られて
いたのではないかと思う。

鶏が先か卵が先かはわからないけど、最近は皆が共通して見る、みたいな
共通項はなくなっているのではないかと思えた。何に対しても反対派が
いるような感覚を覚えている。そういう意味では難しい世の中だけども、
人々の共通項になるような項目をもう一度立ち上げていける存在が
今後のメインストリームを担っていくのではないだろうか。

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